日本調剤が04年の上場以来、半期決算で初の赤字となり正念場を迎えている。25年3月期第2四半期の連結決算は営業利益が前年同期比87.5%減の4億円、最終利益は4300万円の赤字となった。株価も低迷し15年に上場来最高値の3212円をつけてから右肩下がりを続け、今年11月には1300円台で低迷している。6月には創業者の三津原博氏が5年ぶりに取締役として復帰して会長に就きテコ入れを図ろうとしているが、社長をはじめとする経営陣は60歳代の元銀行マンが固めており、抜本改革が進まない状況にある。